スニーカーは劣化する
日本の気候はスニーカーにとって適しているとは言えない環境です。せっかく買ったお気に入りのモデルです。長く楽しめるように、長持ちの秘訣。スニーカーの保管についてご紹介します。
スニーカーの劣化で一番気にしなければいけないのが加水分解と呼ばれる現象です。これは空気中の水分である湿度や、履いた時の汗などを吸収してしまい。ソール部分が劣化し、柔軟性を失わせ硬くボロボロになってしまう現象で、ソールの接着面が剥がれてしまう事もあります。放っておいた昔のスニーカーのソールが黄ばんでパリパリの状態になってしまった事はないでしょうか?
これを防ぐには、適度な使用と適切な保管方法が必要となります。イメージとしては頻繁に使う輪ゴムと、台所で放置されていた輪ゴム。たまに、伸ばすとブチブチ切れる輪ゴムがあるのはそういう事です。
スニーカーを1回履いた後は2~3日は使用せず乾燥の為の期間を設ける事が長持ちの秘訣です。ですから4~5足のスニーカーを用意し、ローテーションで履いていく方が全体として長く持つのです。1足買って履きっぱなしと言うのは、スニーカーを楽しむにもお財布にも優しくない行為なのです。